邦画 実写

「柘榴坂の仇討」で描かれる生き様は武士道と内助の功

派手さはないものの、人情時代劇の佳作を見たい人にはおすすめの一本です。仇討は武士にのみ課せられる究極の復讐です。武士たる者、全てをなげうってでも仇を討たねばなりません。しかし、世は明治となり復讐は禁じられてしまうのでありました。ベンベン...
洋画 実写

「ロード・オブ・クエスト」みたいな映画も必要だと思います

「ドラゴンとユニコーンの剣」というファンタジー満載なサブタイトルが付く本作は、原題を「your highness」と言います。意味は陛下や殿下などへの尊称です。どちらが内容を的確に表しているかとか、考えるまでもないファンタジードタバタコ...
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映画「コード・ブルー」から、医療系ドラマの映画化を考える

興行収入100億円のギガヒットラインに浮上した映画「コード・ブルー」の内容や評論を今さらするのもアレなので、ここではドラマから映画化するパターンについて見ていきます。とはいえ、あくまで「コード・ブルー」の回ですから、あらすじくらいには触...
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「BLEACH」は愛を感じられる映画になったのか

人気原作「BLEACH」の導入部を映画化したわけで、今後のシリーズ化が望まれます。キャラクターの再現度は力が入っているだけに、あのキャラもこのキャラもと見てみたくなるからです。漫画の実写化は賛否両論の的ですが、問われるのは作品への愛です...
邦画 実写

「パンク侍、斬られて候」を理解しようとするのは御門違いだ

石井岳龍と町田康の組み合わせで真っ当な映画を期待するのが間違いです。パンクを謳うタイトルに偽りなしです。予定調和を望むなら別の映画を観ることにして、この映画では不条理に身を委せることにしては如何でしょう。 以降のあらすじにはラスト...
洋画 実写

「泥棒成金」の真犯人をいち早く見抜けたら大したもんだ

アルフレッド・ヒッチコックの映画です。それだけでもう見るに値します。とは言い過ぎですが、この作品は見るに値します。わけは後ほど申します。ケーリー・グラントとグレース・ケリーの出演作で、ともにヒッチコック作品には複数出ています。 以...
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「快盗ルビイ」が可愛ければ今日も世界は平和みたい

小泉今日子が思いっきりキョンキョンだった時に撮られた正しいアイドル映画です。80年代はソロアイドルの時代なので、主演を決めるのは簡単でした。今はグループアイドル全盛なので、活躍させなくてはいけない人が多くて大変そうです。 あらすじ...
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「ビューティフル・デイ」が本当に存在するのか知りたくなる

不思議な映画です。決してすっきりとカタルシスを感じることはありません。でも、余韻を残す映画です。マッチの炎のように、ほのかな温かさが漂っています。カンヌ映画祭で主演男優賞と脚本賞を受賞しました。 あらすじ 体の悪い母親と二人暮ら...
邦画 実写

「妻よ薔薇のように」を見て家出した妻の連れ戻し方を学ぶ

ドタバタとした喜劇ですが、昔ながらの人情ものであらゆる世代が楽しめます。伝統的な松竹喜劇の新作を見ることができるのに感謝です。シリーズがどこまで続くかはわかりませんが、1作でも多く続いて欲しいと願わずにはいられません。 まずは、ネ...
洋画 実写

「オンリー・ザ・ブレイブ」で1000℃超の山火事現場に取り残された人たち

災害現場にはヒーローがいます。自然の力は強大なので、ヒーローといえどもわずかばかりの抵抗しかできません。それでもヒーローは人々を守るために立ち向かうのです。命がけの活動は日の目を見ることばかりではありませんし、時には敗れ去ることで注...
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